下水道排水設備等工事
下水道は雨水の排除による浸水の防除、汚水の速やかな排除や、くみ取り便所の
水洗化による生活環境の改善及び公共水域の水質保全という役割を有している。
排水設備はその土地の下水を公共下水道に流入させる為に必要な排水管、排水きょ、
その他の排水設備と規定されており、公共下水道の排水区域内の土地の所有者、使用
者、又は占有者が設置しなければならないものである。
※一般住宅の宅内下水道排水設備工事の見本です。
材料等項目
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硬質塩化ビニル製桝及び蓋 1.桝の設置箇所 排水管の起点、終点、会合点 屈曲点、その他維持管理上必 要な箇所に設ける。 2.桝の材質 近年は、ほとんどプラスチック 製が、主流である。 3.桝の大きさ、形状及び構造 内径又は内のり15cm以上の 円形とし、堅個で丈夫なもの。 4.蓋 堅固で耐久性のある材質とし、 汚水桝は密閉ふたとする。 |
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排水管用継手 1.宅内用排水継手は、埋設部分 又は家屋内箇所は基本的に VU継手を使用する。 2.露出部分等は、DV継手を 使用する。 |
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特殊継手 1.省スペース・省良化のお手伝 いをする。 2.異型エルボ・45°片受けエル ボ・S型ソケットを用いて配管の 合理化を図る。 3.ベンドキャプを用いて、通気立 て管に接続。 |
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支持金物 ※露出管・通気管等を固定するの に用いる。錆びないようにステ ンレスを使用する。 見本-立管バンドΦ50・Φ75・ Φ 100 見本-T字足 |
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硬質塩化ビニル管 1.宅内用塩化ビニル管は埋設部 分等薄肉管(VU管)を使用す る。 2.露出部分、振動・荷重等を考慮 し、硬質塩化ビニル一般管 (VP管)を使用する。 3.一般的に使用する管は下記の 通りである。 Φ150 Φ100 Φ 75 Φ 50 |
配管施工状況
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測量 1.あらかじめ建物を出る排水管の 深さ、最終桝(起点)・取付管・の 深さ、距離などについてレベル 等を用い て調査する。 2.地盤高、埋設物等の調査を行なう。 3.調査完了後、設計高(掘削深度) を決定する。 |
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カッター工 ※建物等に損傷を与えないようにダイ ヤモンドカッターを用いてコンクリート に線を入れる。 |
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はつり工事 ※電動ピック等を用いて躯体・建物を 損傷しないように、埋設物に気 を付けて丁寧に、はつる。 |
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掘削工 1.掘削方法は手掘りと機械掘りとがあ る。ここでは掘削幅が、狭い為、手堀 りとしています。 2.地下埋設物がある場合には、注意 して安全な処置を取る。 3.掘り過ぎないように注意する。 4.設計高(図面)におおじて掘削する。 |
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掘削完了 1.掘削高(埋設深さ)は、敷地の地盤 高、取り付け管等の深さ、既設排水 管の深さ等を考慮して掘削するもの である。 2.掘削底面は、掘り過ぎ、こね返しが ないようにし、管の勾配に合わせて 仕上げる。 3.地盤が軟弱な場合は、砂利等で置 き換え目潰しを施してタコ等で十分 つき固め、不同沈下を防ぐ処置をす る。特に必要な場合は、排水管の 材質に応じてコンクリート等の基礎 を施す。 4.接合部の下部は、泥が付着しない ように継ぎ手堀りとする。 |
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桝設置工 ドロップ桝−取付管桝といわれる 本管と宅内側の排水設備とを接続す る桝である。インバート桝 (通称,小口径桝)が用いられる。 掃除口蓋 ミカゲΦ150 掃除口立て管 VUΦ150 ドロップ桝( DΦ100−150) |
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桝設置工 ストレート桝−直線部分等においても 管渠の点検や清掃が行える間隔に設 ける。配水管の内径の120倍を超えな い範囲で桝を設けることとなっている 。市町村長の施工基準に従って施工 する。 ストレート桝(S−100− Φ150) 管と管との間に設ける。 管径の120倍を越えない位置に設ける。 例 Φ100の場合は12mを超えないこと。 |
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桝設置工 曲点桝−90°曲桝、曲点・屈曲点 起点に設ける 90°L桝 (L90°100−150) |
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Uトラップ設置工 屋内に侵入する下水ガスの臭気を防 止するトラップは、原則として器具トラッ プとする。なお、器具トラップの設置が 困難な場合は、屋外にトラップを設置 する。屋外トラップは器具トラップの代 用であるため、できるだけ排水器具に 近い位置に設置する。 サイズは主にΦ100 Φ 75 Φ 50 サイズは流入の換算数(単位数)に よって決まる。 75Uトラップ (UT75) |
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掃除口取付工 掃除口は掃除器具が無理なく十分効 果的に使用できる形と大きさをする。 既設管と排水主管との間に設ける。 サイズは主にΦ100 Φ 75 Φ 50 75掃除口 (75COA) |
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配管状況 1.管の布設は直線状に、また、管の 接合は水密性を保持できるように 管材に適した方法により行なう。 2.排水管は、やり方に合わせて受 口を上流に向け、管の中心線勾 配を正確に保ち、下流から上に向 かって敷設する。管底高は桝に設 ける落差を考慮する。 3.受口内面及び差し口外面をきれい に拭い受口内面、差し口外面の順 で接着剤をはけで薄く均等に塗布 挿入方法原則として呼び径150以 下は挿入機又はてこ棒(当木)を用 いて施工する。 |
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埋め戻し 1.管の布設後接合部の硬化をまって 良質土で管の両側を均等につき固め ながら入念に埋め戻す。 2.埋め戻しは、原則として管路の区間 ごとに行い、管の移動、傾斜のない ように注意する。管布設時に用いた 仮固定材は順次取り除く。 3.やむを得ず厳寒期に施工する場合 は氷雪や凍土が混入しないように 注意し、掘削した日のうちに埋め戻す ようにする。 |
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路盤工 ※電動ピック等を用いて、コクリート 下地の路盤を作る。下地は砕石又は 細かいバラス等を用いて、丁寧に十 分 につき固める。 |
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トイレ改造 水洗化前 着工前 |
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トイレ改造 水洗化後 完成 |
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