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「下水道は雨水の排除による浸水の防除、汚水の速やかな排除や、くみ取り便所の水洗化による生活環境の改善及び公共水域の水質保全という役割を有している。
排水設備はその土地の下水を公共下水道に流入させる為に必要な排水管、排水きょ、その他の排水設備と規定されており、公共下水道の排水区域内の土地の所有者、使用者、又は占有者が設置しなければならないものである。」
一般住宅の宅内下水道排水設備工事の一例をご紹介いたします。
配管施工状況(トイレが出来るまで) | |
①測量
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②カッター工 ※建物等に損傷を与えないようにダイヤモンドカッターを用いてコンクリートに線を入れる。 |
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③はつり工事 ※電動ピック等を用いて躯体・建物を損傷しないように、埋設物に気を付けて丁寧に、はつる。 |
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④掘削工
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⑤掘削完了
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⑥桝設置工 ドロップ桝-取付管桝といわれる本管と宅内側の排水設備とを接続する桝である。インバート桝(通称,小口径桝)が用いられる。 (上から)掃除口蓋ミカゲΦ150、掃除口立て管VUΦ150、ドロップ桝(DΦ100-150) |
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⑦桝設置工 ストレート桝-直線部分等においても管渠の点検や清掃が行える間隔に設ける。配水管の内径の120倍を超えない範囲で桝を設けることとなっている。市町村長の施工基準に従って施工する。 ストレート桝(S-100- Φ150) |
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⑧桝設置工 曲点桝-90°曲桝、曲点・屈曲点起点に設ける 90°L桝(L90°100-150) |
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⑨Uトラップ設置工 屋内に侵入する下水ガスの臭気を防止するトラップは、原則として器具トラップとする。なお、器具トラップの設置が困難な場合は、屋外にトラップを設置する。屋外トラップは器具トラップの代用であるため、できるだけ排水器具に近い位置に設置する。 サイズは流入の換算数(単位数)によって決まる。 75Uトラップ (UT75) |
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⑩掃除口取付工 掃除口は掃除器具が無理なく十分効果的に使用できる形と大きさをする。既設管と排水主管との間に設ける。 75掃除口 (75COA) |
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⑪配管状況
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⑫埋め戻し
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⑬路盤工 ※電動ピック等を用いて、コクリート下地の路盤を作る。下地は砕石又は細かいバラス等を用いて、丁寧に十分につき固める。 |
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トイレ改造 水洗化前 |
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トイレ改造 水洗化後 |
材料等項目 | |
硬質塩化ビニル製桝及び蓋
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排水管用継手
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特殊継手
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支持金物 ※露出管・通気管等を固定するのに用いる。錆びないようにステンレスを使用する。 |
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硬質塩化ビニル管
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